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オタ活って?推し活・推し事……何をすればいい?

この記事でわかること
・オタ活とはなんぞや
・推し活の定義
・推し活の王道の種類

書いている人:S
20歳で急にオタクになった後天的夢女子
好きなジャンルは大手ソシャゲ系
限界夢女だけどひっそりと生きたい派

今回は「オタ活」を紐解く回です! 推し活・オタ活って何をすればいい? と迷ったときに参考になるようなものをまとめてみました!

今ハマりたてで推し活の仕方にワクワクしている人も、新しいジャンルにハマって推し活・オタ活の幅を知りたい人も、世間のオタク女子たちが一体どんなオタ活をしているのかぜひ覗いてみてください。

初心者指南とまで偉そうなことは言えませんが、新しい趣味・視点が見つかるお手伝いになれば幸いです。


<目次>

  1. 1 オタク女子と推し活・推し事
  • マンガやアニメ、ゲーム
  • アイドル
  • そのほかの推しもあるよ
  1. 2 オタ活はどこから?楽しみ方のヒント
  • オタ活:イベント参加
  • オタ活:コスプレ
  • オタ活:グッズ収集
  • オタ活:ファンアート
  • オタ活:オンライン交流
  1. 3 推し活・推し事とインターネット
  • オタク女子コミュニティの形成
  • 情報収集
  • 推し活の共有
  1. 4 オタ活、オタク女子と未来
  1. 5 オタ活・推し事は気持ちが大事


オタク女子と推し活・推し事

オタク女子と言えば、アイドルを推しているとかアニメや漫画の男性キャラクターを推しているとか、ソシャゲ系の男性歌手キャラクターを推しているとか、推し活のジャンルが勝手に狭められて連想されることがあります。

もちろん、母数としては上記のような推し活・推し事をしている人は多いですよね。しかし、オタク女子と呼ばれる人たちは別にそれだけではありません。

アニメ・漫画、ゲームやアイドルに熱をあげて推し活・推し事している人を含めオタク女子が好きになりやすいものを挙げてみましょう!

自分の趣味がどこに属するのか、もしかして複数の趣味を持っているのか、考えてみてくださいね。



マンガやアニメ、ゲーム

漫画・アニメ・ゲーム、つまり原作と呼ばれるものが存在するコンテンツが大好きで、そのファンとして推し活をしているオタク女子、多いですよね。この場合、オタ活と同等の意味を持って「推し活」と呼ぶのではないでしょうか。

推し活というと、三次元に推しがいることが想像されることもありますが、今や推し活の定義は結構幅広くて、基本的にはオタ活と同じ感じで思われているところも。さらに、特定のキャラクターを推しているのならもうまごうことなき「推し活」「推し事」。

原作が存在するコンテンツの場合、世界観まるごと好きになる人も多く、好きなキャラが決められないなんてパターンも多いです。そういうときはコンテンツごと推していることになります。

原作、創作世界って楽しいですよね。商業としてよくできた創作は深掘りが楽しく、一時的に現実を忘れられたり、またはときによって現実の悩みや不条理が創作からの受け売りですっきりできることもありえます。

言語化が上手になるとか揶揄がうまくなるとか、原作のあるコンテンツを好きになるとメリットもすっごく多いですね!



アイドル

女性アイドル男性アイドル、性別関係なく三次元に推しが存在し、推し活や推し事に励む人も多いはず。もちろん、原作ありきの漫画アニメオタク女子と平行してアイドルの推し活をしている人も多いのではないでしょうか。

アイドルはキラキラしていて夢をくれます。同じ生物である三次元の存在なので、とても輝いて見えると特別に好感が湧きやすいものですよね。

三次元に推しがいる場合の推し活は、確実に「人」が存在するので感情を左右されやすい面があると言えます。創作世界はどう頑張っても「何人もの人が関わりつくられたもの」ですが、三次元の推しの存在は「個人」に熱をあげているわけです。

たとえば推しの結婚とか脱退とか、そういう面でリアルに一喜一憂しやすいはず。だとしてもアイドルという存在は芸能界の中でも異質なくらいファンに対しての見返りがしっかりしているとも言えます。しっかりマネジメントされているアイドルのファンになると、人生の楽しみが増えるんですよね。

同じ次元の存在なので、影響されて美意識が上がるとか会いに行ったときに恥ずかしくないようにキレイにするとか、自分磨きのスキルアップにつながりやすいのもメリットです。



そのほかの推しもあるよ

オタク女子と呼ばれる人は、アニメや漫画、ゲーム、アイドルのオタクだけというわけではありません。自分をオタク女子だと認識している人たちが推しているものの種類はほかにもたくさんあります。

刀剣、お城などの歴史系だったり、舞台俳優だったり、もちろん声優さんも。宝塚歌劇団ですとか海外俳優さんもありえます。

つまり「推し活」「推し事」と呼ばれるものが内包している趣味性とは、基本的にはサブカル系の趣味がメインで、それから派生したもの、と言っていいかもしれません。

たとえば料理が好きで料理オタクを名乗っていたとしても、料理を推しているから料理が推し活、とは言い難いですよね。きっと推し活・推し事というのは、「これがなくても生きられる人もいる世界の中で、私は絶対にこれを推す」という究極の趣味なのかも。



オタ活はどこから?楽しみ方のヒント

オタ活・推し活について自分のやり方がもう決まっている人もいるとは思いますが、これから推し活を盛り上げていきたい人もいるはず。今の推し方以上に何かできることはないかな~と、趣味の幅を広げたくなるとき、ありませんか。

「こんなんじゃ自分はまだまだオタ活できていない」と自認している人もいるかもしれません。周囲はあれだけお金をつかったとか、グッズをこんなに揃えたとかの情報がまわってくると「自分は全然……」となってしまうのも致し方ないです。

しかしオタ活・推し活とは消費金額の差さえあれど、基本的に「好きな何かのために何かしらをしている」だけで成り立つもの。定義なんて自分で決めちゃえばいいんです!

「これが私の推し活じゃ~~~」と思えるものがあると、とーっても楽しくなりますよね!

みんながどんなオタ活をしているのか、一部をおさらいしていきます。



オタ活:イベント参加

オタ活の王道と言えばイベント参加。イベントは行事という意味ですので、ライブやトークショー、公開収録だったり朗読劇、舞台、ミュージカル、コンサート、フェスやファンミーティングまで多岐に渡ります。同人即売会とかも含まれますね。

実際に対面で会って行われるものを指すことが多いですが、最近では配信での参加も定番になってきていますね! 開催地域が遠い人や外出が難しい人にとってとても画期的なネット配信や映画館でのライブビューイング。イベントの参加の仕方にも多様性が見えてきています。

また、イベント参加はチケットが必要なものも多く、人気コンテンツの抽選結果開示日には、「〇〇当落」とSNS上でトレンドに上がることも。

イベント参加をして生で楽しさを体感するのがだーいすきな人も多いでしょう。



オタ活:コスプレ

コスプレと言えばアニメキャラになりきるものという先入観もありましたが、最近ではアニメキャラだけでなく「〇〇っぽい人」とか、物自体の面白コスプレをする人も見られるようになりました。

コスプレにて表現するのは確かに「なりきる模倣元」ではあるのですが、その表現の仕方はコスプレイヤーさん個々が思うやり方。つまり、コスプレってすっごい奥が深いクリエイティブでもあります。

化粧の仕方、ウィッグの作り方、衣装の魅せ方、写真の撮り方、表情、突き詰めるとボディメイクまで! コスプレイヤーという活動が職業になっている人もいますよね。

軽い気持ちでコスプレをしてみると、どんどん沼にはまっていきます。コスプレイヤーさんは写真を撮られることも多いですし、イベント会場などで「かわいい」「かっこいい」と言われる気持ちよさもあります!

見る側の人も好きなキャラのコスプレイヤーさんと写真を撮りたいな~となることもあります。ただ、勝手に撮らないなどのマナーも必要ですね。



オタ活:グッズ収集

アニメ・漫画、ゲームなど原作が存在するものを推している人は特に、グッズ収集の楽しさがありますよね。大好きなビジュアルがプリントされたグッズや概念モチーフのグッズなど定番のほか、公式が出してくる面白グッズも最近は注目されています。

グッズを集めて家に祭壇をつくったり痛バをつくったり。ぬいを持ち歩いて一緒にいる楽しみを味わったり。グッズはただ集めるだけでなく活用法もさまざまです。

ランダムで何が入っているのかわからないタイプの販売方法やくじ引きスタイルの販売方法は、開けるまでのドキドキも超~~~楽しい! となることも。友人と交換するのも楽しいオタ活です。



オタ活:ファンアート

オタ活・推し活の一貫として文化を築き上げているのが二次創作。ファンアートです。特に漫画やアニメなど原作があるものは、それぞれの価値観や創作力を駆使してサイドストーリーを描いたり、原作で見られる一面を膨らまして絵を描いたりと、キャラクター愛を再認識できるものですね。

絵だけでなく文章での二次創作も多いです!

絵の場合は二次元の推し活ではなくとも、声優さんや俳優さん、動画配信者の方のファンアートもたくさん見られます。ファンアートや二次創作がきっかけで推し活・オタ活の幅、交流が一気に広がることも多いです。

ただ、二次創作・ファンアートは基本的には隠れてやるもの。今では二次創作ガイドラインを出している公式も増えましたが、やっぱりその文化を知らない人にとって、急に目にしたら「????」となってしまうこともあるんです。「原作にないシーンがネット上にある!」「これは運営に関係がある絵?」とびっくりして運営会社に問い合わせてしまう人も……。

書く人も拡散する人も、より多くの人がいる場所で共有したい気持ちはわかるのですが、マナーを守って二次創作・ファンアートを楽しみましょう!(三次元の推しの似顔絵やレポを超えるような創作は個人間でおさめておこうネ よい子のおやくそく!)



オタ活:オンライン交流

そのほかにも、オタ活・推し活・推し事はたくさんあります。きっと私が知らない楽しみ方もあるのだろうなと思います!

ファンアートの一貫として推しの概念を詰め込んだアクセサリーをつくるとか、アイシングクッキーをデザインするとかも流行っていますよね。

みんな、自分の「好き」を表現することが楽しいのだと思います。それを発表する場がSNS、インターネット。別に何かを物理的につくらなくても、所感を発表するだけだって立派なオンライン交流。

中には誰にも言わずに一人だけで楽しむオタ活を持っている人もいるかもしれませんが、オンライン交流で得られる楽しさってありますよね。



推し活・推し事とインターネット

さて、推し活と推し事の楽しさや方向性を語る上で、外せないものがあります。それがインターネットの存在。もちろんネットが発達する前の時代からオタク文化はあったでしょうが、今やオタ活・推し活にはネット環境が欠かせないのです。

オタク女子ととても親和性の高いインターネット、どのように活用しますか? 上手な付き合い方をして、推し活の楽しみを最大限に発揮するのがおすすめです。



オタク女子コミュニティの形成

趣味を共有する友人がいなくてもよいのであれば問題ないのですが、何かしらの感情を表明する場があると、楽しみ方が違ってきます。コミュニティと言うとちょっと大げさかもしれません。でも同じオタ活推し活をしている人とフォローしあうだけでも立派な交流。

同じ趣味を持つ人がどんな価値観を持っているのか、目にする機会があると世界が広がりますよね。何かネガティブに捉えることがあっても、ほかの人はポジティブだったり、自分は嬉しいと思ってたこともほかの人からしたらちょっといやなことだったり。

そういう発言を見ることで、自分の発信の仕方の勉強になることもありますし、視点が成長していくことも。

ただ、どうしてもそりが合わない同士もいます。そういうときは「たかがネット上」と思ってさっぱり切ってしまうのがよいです。推し活や推し事で形成されるオタク女子同士の交友はとても楽しいですが、ときには苦しさになることもありえます。

健全にインターネットと付き合っていけるといいですね。



情報収集

インターネットの本分、情報収集! 推し活にかかせない情報は今やSNSが最新であることも多いですね。SNSで拡散された情報は一気に広がりますし、状況を把握しやすいです。

オタ活をしていると、この情報収集能力がすっごく高くなるんですよね。何を調べるためにはここを見ればいい、とか、他者の意見を見たければ検索するときはこう、とか。

こういった推し活・推し事で培った能力は確実に情報社会にも役立ちます。

熱中して推し活をしている人こそ情報を大事にするはず。逃したくない推しの情報があるんですもん。

SNSの機能には、特定のユーザーが発信したタイミングで通知をくれるものもあります。そうやって推し活・推し事に役立つ情報をどんどん取り入れると、行動の計画が立てやすくなりますね!



推し活の共有

インターネットは情報を受け取るだけでなく、発信の場にもなります。なので誰もが発信者であり表現者になれるんですよね。それを活用するオタ活もあります。

たとえばファンアートの発信とか、ツイッター芸みたいなものとか。推し活をしていることを発信していると、自分の承認欲求が満たされることもありますね。

そうやって受信だけでなく発信もすると、さらにオタ活・推し活の楽しみが広がると言えます。

ただし、インターネットで推し活・推し事をすると時間が溶けていくものですので、実生活とのバランスは自己管理でちゃんと保ちましょう!



オタ活、オタク女子と未来

クールジャパンとして日本のアニメ文化は世界に認知されつつあります。オタク女子は日本人だけではないですよね。イベントに行けば海外の方も結構いらっしゃいます。

よく考えると、自国でつくっているものを自国のファンが消費しているのってすごくないですか? 実写の洋画の人気シリーズももちろんありますし、それも日本含め世界的に人気なのでしょうが、アニメや漫画にいたっては日本産が多いって本当にすごいんですよね……。

私個人は、オタク女子はマナーを守って楽しむことに長けていると思っています。推しや公式に非礼のないように振る舞うことを大事にしている風潮があると感じています。日本のオタ活・推し活文化が世界に広がるとともに、日本の国民性のいいところみたいなものも認知されると嬉しいですね!

好きなクリエイターさんや活動者が世界で活躍したら超~~~嬉しいですもんね!



オタ活・推し事は気持ちが大事

どこからどこまでがオタ活……自分がしていることは推し活とは呼べないかも……と悩むこともあるかもしれません。けれど「好き」という気持ちがあればきっとどんなことでも推し活になりえます。

自炊するとき、オムライスにケチャップで推しの名前を書いて写真を撮るとか! そういう些細なことだってきっと推し活の一部。声を大にしてネット上で発信するのも、一人でひっそり楽しむのも全部オタ活であり推し活です。

自分が楽しいと思っているオタ活・推し活の方法を必ずしも万人にわかってもらう必要はないですし、お金をつかう額でファンの優劣をつける必要もありません。

マナーさえ守っていれば、自分のやり方で好きなように自由にオタ活・推し活ができます!!